晩秋の十勝と釧路 俳句
去る11月12日(日)から14日(火)、
晩秋の十勝と釧路の景色を見ようと、
2泊3日のミニ旅行を楽しんで来ました。
幸い晴天でしたが、気温が低く肌寒い
3日間ではありました。
3日間ではありました。
1日目、都市間バスで。正午,帯広着。
レンタカー利用。
日高山脈は冠雪していましたが、
低雲がかかり、見え隠れ・・・
レンタカー利用。
日高山脈は冠雪していましたが、
低雲がかかり、見え隠れ・・・
下の写真は、幕別町の高台にある農道より
続けて,音更町の「美林」に
指定されている白樺並木へ。
指定されている白樺並木へ。
家畜改良センター十勝牧場内にあり、
1.3kmの並木道です。
1.3kmの並木道です。
肌寒や白樺並木走り抜け
hadasamu-ya shirakaba-namiki hashirinuke
What a chilly day !
Running along the row
Of white birch trees
Of white birch trees
tarambo
2日目、釧路へJRで移動。11時頃着。
和商市場で勝手丼。
レンタカーで「タンチョウ舞ロード」へ・・・
下の写真は、釧路市湿原展望台より
鶴見台へ行ってみましたが、
給餌は12月からということで、
丹頂鶴の姿は見られませんでした。
釧路空港の近くの丹頂自然公園へ移動。
ようやく間近で丹頂鶴を
見ることができました。
釧路のシンボルといえば、やはり
幣舞橋と世界三大夕日・・・
晩秋の幣舞橋や夕日燃ゆ
banshu-no Nusamaibashi-ya yuhi moyu
Late autumn
Nusamai Bridge...
The setting sun is blazing
tarambo
和商市場で勝手丼。
レンタカーで「タンチョウ舞ロード」へ・・・
下の写真は、釧路市湿原展望台より
鶴見台へ行ってみましたが、
給餌は12月からということで、
丹頂鶴の姿は見られませんでした。
釧路空港の近くの丹頂自然公園へ移動。
ようやく間近で丹頂鶴を
見ることができました。
釧路のシンボルといえば、やはり
幣舞橋と世界三大夕日・・・
晩秋の幣舞橋や夕日燃ゆ
banshu-no Nusamaibashi-ya yuhi moyu
Late autumn
Nusamai Bridge...
The setting sun is blazing
tarambo
雪虫大量発生 俳句
久し振りの投稿です。
このところ、冬の使者「雪虫」が
たくさん舞っています。
特に、去る25日(水)には、大量発生。
自転車に乗ると,無数の雪虫が吹雪になり、
目の中に飛び込んでくるのもいます。
テレビのニュースで、
「傘を差した」という人の話が紹介され、
「わかる、わかる!」・・・
思わず,拍手。
yukimushi-ya kasa sashi aruku yuyake-michi
*夕焼道(ゆやけみち)
Countless snowbugs...
Walking with an umbrella up
In the sunset glow
tarambo
9月、ようやく感じる秋の涼しさ 俳句
本州並の猛暑が続いた北海道の8月も、
9月に入り、ようやく秋の到来を感じる
ことができるようになりました。
歳時記に、「新涼(しんりょう)」という
秋の季語があります。秋になって実際に
感じる「涼しさ」をいいます。
今回は、この「新涼」を用いて俳句を
つくってみました。
今年は、朝顔の苗の植え付けが遅くなり、
我が家では、8月末あたりからやっと
にぎやかになりました。
青や紫、赤、ピンクや水色など、色々な朝顔が
咲いています。とりわけ、青や紫、赤が
綺麗なような気がします。
綺麗なような気がします。
今回、句中、「にほふ(匂う)」という
語を用いています。これは、元々、
「に」は「丹」で赤い意、
「ほ」は「秀「で現れる意、
「ふ」は、そのような状態になる意で、
「赤く色づく」が原義だそうです。
このことから、古代は、
「美しく色づく」、「美しく輝く」、
「若々しく美しく見える」など、視覚的な
美しさに用いられたようです。
中古以降、強い香を放つ意が生じた
とのことです。
shinryo-ya murasaki-no hana nioi saki
Cool autumn morning...
Violet flowers blooming
So elegantly
tarambo
北広島と札幌から 俳句ふたつ
去る8月10日(木),
北海道日本ハムファイターズの試合を
観てきました。
北海道日本ハムファイターズの試合を
観てきました。
14~15年ぶりのプロ野球観戦です。
エスコンフィールドはもちろん初めて・・・
対戦相手は、西武ライオンズ。
チケットは試合2週間ほど前の購入でしたので、
内野席は3塁側しか空いていませんでした。
つまらない俳句一つ・・・
ビール手に叫ぶゴーゴーファイターズ
With beer in one hand
Singing loud for the players
Go! Go! Fighters!
tarambo
試合は、6対5でファイターズの勝利!
ファンの妻は大喜びです。
試合終了後、北広島市郊外のホテルで一泊。
翌11日(金)、
北海道博物館の特別展
「北の縄文世界と国宝」へ。
この日の札幌、32℃!
立秋後は,北海道もまだまだ暑い。
「晩夏光」という季語を使って一句・・・
(写真:8月13日{日)の北海道新聞朝刊より一部切り抜き)
縄文の美匂ひ立つや晩夏光
Jomon-no bi nioi tatsu-ya bankako
Jomon clay figures
Shining with their own beauty
In the light of late summer
*晩夏光
夏の終わりの頃の衰えぬ暑光。
夏の盛りに比べて衰えが感じられる光とも・・・
tarambo
炎昼 俳句
今回は、「炎昼(えんちゅう)」という
季語で一句つくってみました。
ここ数年、北海道のわがまちの夏も
30℃をふつうに越えるようになり、
「炎昼」と表現していい日がある
ように思われます。
「炎昼」と表現していい日がある
ように思われます。
「真夏の灼けつくように暑い昼」
のことをいいます。
写真 左上:ホザキナナカマド 右下:ヒルガオ
右上:ジャノメチョウ 左下:モンキチョウ
enchu-ya moyuru kusabana cho-no kage
Burning afternoon....
Flaming wild flowers
Butterflies are fluttering
tarambo
夏の朝焼け 俳句
ここ数日、大気の不安定な状態が
続いていますが、下の写真は今朝
4時頃の朝焼けの写真です。
「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」というのは、
春秋の頃に当てはまるそうですが、
今日も雨が降るなーと思わせる
夏の朝焼けです。
夏の朝焼けです。
朝焼けや今日も気になる夏の雲
asayake-ya kyo-mo kininaru natsu-no kumo
tarambo
七月の花曼陀羅 俳句
七月も,はや8日。北海道の我がまちも、
今日、明日、明後日,最高気温30度を
越えそうです。
ラベンダーなどが花開き、庭も一層
彩りが豊かになりました。
6月から7月の庭がやはり一番
綺麗なような気がします。
チョウもまだあまり
数多くはないのですが・・・
七月の花曼陀羅や蝶の舞
shichigatsu-no hana mandara-ya cho-no mai
Garden in July
A mandala of flowers....
Butterflies are fluttering
tarambo
ジューンベリー酒 俳句
7月に入り、
ジューンベリーの実が採れだしました。
まず、
妻が毎年ジャム作りをしているので、
妻が毎年ジャム作りをしているので、
熟した実から採り始めました。
そして、
初めてのジューンベリー酒づくり・・・
去年、近所の奥さんが,我が家の実で
ジューンベリー酒をつくり、味見を
させてくれました。
びっくりするほど美味しかったので、
「よし、私も・・・」というわけです。
実を採って水洗いし、
水切りをし・・・
消毒した4Lの瓶に入れ、
氷砂糖を交互にはさみ、
1,800mlの焼酎(35%)を入れて完了。
今日の一句
単純明快(笑)・・・
待望のジューンベリー酒仕込みたり
taibo-no Junebery-shu shikomi-tari
Having mixed ingredients
To make my long-awaited
Juneberry liquor !
tarambo
モヨロ貝塚にて 俳句
3日前(6月28日)、北見市に用事があり、
そのついでに、妻とモヨロ貝塚館を
訪れてきました。
訪れてきました。
網走駅から徒歩15分ほどの所、
網走川河口、北側の丘にありました。
貝塚館には、モヨロ貝塚とオホーツク文化に
関する資料が「住居」「墓」「貝塚」に分けて
展示されていました。
この貝塚の発見者は、米村喜男衛という人で、
大正2年(1913年)9月のことでした。
後に、
オホーツク文化人と言われる「モヨロ人」
の生活を伝える異質・独特な史跡なのでした。
館外に出ると、六角形をした住居跡、
熊の頭骨を納めた祭壇、土器をかぶせて死者を
葬ったという墓地などを見ることができます。
20年ほど前、
司馬遼太郎の「街道をゆく」の
「オホーツク街道」を読んでいましたが、
実際に訪れるのは初めて。
妻も「街道をゆく」の読者で、
感慨もひとしおのようでした。
その夕方、網走湖を見下ろす
ホテルの部屋より一句・・・
inishie-no zawameki kikoyu atsuki umi
From the summer lake
The buzz of ancient people
In Moyoro village
tarambo